わたしはいまから5年以上前、大学生の頃にアスペルガー症候群の検査を受けました。そのときのおはなしです。

こんばんは。元不登校の大宮わさびです。

過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。

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わたしは大学生の頃に、不登校を支援する団体でボランティアをしていました。その中で、「アスペルガー症候群」の話題が出ることが多々ありました。

(あれ? これはわたしにも当てはまるような)と感じるものが多く、いろいろと思うところがあり、アスペルガー症候群の検査を受けました。

まず初めに受けた簡易検査では、アスペルガー症候群の可能性が高いと判断され、より詳しく検査を受けることになりました。

詳しく検査を受ける場所は、わたしが不登校であったときに診察を受けたお医者さんがいる地元の病院です。予約してから、実際に診察を受けるまで2ケ月、そこから診断結果を聴くまで2ケ月程かかりました。

子どもの頃の様子を知りたいので、お母さんも一緒に来てください。と指示があり、わたしは母と一緒に病院へ向かいました。

病院では、お医者さんが発達障害やアスペルガー症候群の特徴を説明しながら、子どものときの様子はどうだったかと質問すると、母はこのように答えていました。

お母さん
「説明していただいた特徴は、確かに当てはまっています。ですが、昔から頭は良かったです。障害があるなんて信じられません」

過去の診察内容を読み返しながら、母とお医者さん、二人が話し込んでいるあいだ、やっぱりわたしは病気だったのだなあ、勘違いかなあと考えていました。

(わたしも自分に障害があるなんて信じられないな。でも、わたしは発達が不十分だから、同年代の人と上手くコミュニケーションが取れないのかなあ、治療したら空気が読めるようになるのかなあ、発達の問題があるのだとしたら、どうしていままで気づかれなかったのかなあ)

その日、併せて、簡単な検査を受けました。自分が考えていることを5段階で評価する検査で、あてはまるからあてはまらないまでにチェックをする紙媒体の検査です。不安や好奇心など、性格や気持ちに関する質問が並んでいました。


後日、詳細を調べる心理検査を受けました。費用は2万円ほど、予想外の出費です。

その検査は、病院とは違う場所で行われました。1人での訪問です。普通のマンションの一室で、(本当にここだろうか?)と戸惑いながらピンポンを押すと、何人かのスタッフと、机や椅子だけが並ぶシンプルな部屋が待ち構えていました。

こちらの検査は、知識や暗記力を必要とする問題が並んでいました。数字を覚えたり、絵柄を覚えたり、言葉の意味を答えたり、簡単な計算をしたり、就職の筆記試験のような問題が多かった印象です。中学校の勉強をまとめた内容に感じました。国語や数学から社会や理科の問題まで、幅広く質問されました。積み木のようなものを並べる、手を動かすタイプの質問もありました。


それから、1ケ月後、病院で診断結果を聴きました。今度は、わたし一人です。

お医者さん
「あなたはアスペルガー症候群の傾向が強いです」

検査結果の説明にあわせて、日常生活が問題なく遅れているのであれば、確定診断を受ける必要は無いんじゃないかという話もありました。

わさび(わたし)
「わたしは空気が読めないので、他の人と上手に話ができません。アスペルガー症候群の診断を受けて、治療を受けて、普通の生活がしたいです」

という内容を訴えると、お医者さんは、簡単に説明してくれました。

アスペルガー症候群には治療法が無いこと、アスペルガー症候群や発達障害についての本を読んで病気を理解すること、自分が思っているほど会話ができないわけじゃないから心配する必要は無いこと、知識や経験はだんだんと蓄積されていくので、そのうち空気が読めるようになってくることなどを教えてくれました。

「あとは、自分で調べてねー」といった感じで、診断は終わりました。思っていたより、あっさりと診断が終わり、(こんなもんかー)と拍子抜けしました。

でも、ホッとしました。雲でもくもくしていた心の中が、ちょっとだけすっきりしたのです。

わたしはアスペルガー症候群の傾向があると診断を受けたとき、発達障害やアスペルガー症候群の特徴を、あまり理解していませんでしたが、検査や診察を受けて判断できる病気なのであれば、改善する見込みがあるのだと前向きに考えて、新たな日常を歩み始めました。


その後も、アスペルガー症候群の確定診断を受けていないので、わたしは「アスペルガー症候群の傾向がある人」という立ち位置にいます。

診察を受けてから、発達障害やアスペルガー症候群に関する書籍を読み漁りました。不登校を支援する団体に置いてあった資料や他のスタッフの話も熱心に聞いたり、当事者団体へ見学に行ったり、自分なりに理解が進んだと思います。

いまは、自分の思考の癖を変えていくことが大事だと考えて、日常を過ごしています。わたしが実践している、わさび流認知行動療法についても、ちょこちょこ更新したいです。


ほな、また(・∀・)よしなに!


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