先生の訪問が憂鬱で家出した結果、安全地帯である自宅を取り戻し、心の栄養を蓄えることができたって、おはなしです。

こんばんは。大宮わさびです。このブログは、わたしの不登校に関する経験談や、自己肯定感、人間関係に関する話題を更新するブログです。

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先生が家にくる、憂鬱

わたしが不登校ひきこもり状態になってから、何度も先生が我が家を訪問しました。

担任の先生は、初めての担任で一生懸命って感じの若い男性。物理の先生。わたしが元気に登校しているときには、放課後に部活の友人と一緒に、雑談する程度に仲の良い先生でした。

副担任は数学担当の若い女性で、以前から親密にしていなかったので、わたしの自宅を訪問する際も、(面倒くさい)って表情をしており、苦手でした。嫌な顔をするのであれば、来なくて良いのに。って、ずっと思っていました。

担任の先生に話したいことはたくさんあったけど、居合わせる副担任の先生や、自分のお母さん、お父さんに話したいことでは無かったので、自分の本心を話すことは、最後までありませんでした。

そうですね。担任の先生と、ふたりで話す場があれば、自分が困っていることを正直に話せたかもしれません。


先生の訪問する日、わたしは家出した

先生は何度も家にきました。特に話すこともないし、なにより、副担任の不服そうな顔を見るのが、苦痛でした。

わたしにとっての唯一の安全地帯である「自宅」が侵入者によって、破壊されようとしている。

わたしは誰にも会いたくないのに。わたしにとって唯一の安全地帯なのに。

わたしは自宅以外に逃げる場所がありませんでした。その自宅すら、安全な場所ではなくなるのであれば、ここにいる意味がないと感じるようになったのです。

だから、外が暗くなったころに、外へと出ていきました。いわゆる家出です。

わたしの実家がある場所は、田舎なので、街灯が少ないです。空が暗くなれば、たとえ人とすれ違ったとしても、わたしであることには気づかれないでしょう。(なお、人に出会わない可能性も非常に高い)

とりあえず、河原に向かいました。そこでしばらく過ごしていると、母や父が、わたしを探す声が聞こえました。

さらに見つからないところへ逃げようかとも思いましたが、わたしには、イノシシやクマが出現する、けもの道を進む勇気はありません。見つかっても仕方ないと考えていたら、あっさりと見つかってしまいました。

田舎だから、道も少ないので、当然、すぐに見つかります。わたしの家出は、あっという間に終わりました。

でも、この家出事件により、わたしの不登校ひきこもりライフは、良い方向へと進むことになるのです。


学校からの呼び出し、わたしの安全地帯

自宅への訪問の際に、わたしが家出をしたので、先生が訪問することはなくなりました。

代わりに、父と母は、学校に呼び出されました。校長先生に、復帰することは難しいかもしれないけれども、次の行き先が決まるまで、高校に在籍させてほしいと、お願いしてくれたのです。

あわせて、担任の先生のおかげで、1年生の単位を取得できました。1年生の三学期、わたしは学校に1日も登校しなかったけれど、担任の先生が各教科の先生に相談して、成績をつけてくれるようにお願いしてくれたそうです。感謝しています。

一方、わたしには、再び、安全地帯である自宅が出現しました。これによって、落ち着いて、不登校ひきこもり生活を送る環境が整いました。

わたしは、この安全地帯で守られながら、カオス期(不登校初期)の混乱状態から抜け出し、停滞期(不登校中期)を穏やかに過ごし、心の栄養を蓄え、回復期(不登校後期)へと向かいました。


当事者と家族で、支援する人が異なるほうが良い

わたしは、担任の先生と話すなかで、あることを考えていました。

それは、不登校ひきこもり本人の支援をする人と、お母さん、お父さんの支援をする人は、異なるほうが良い。ってこと。

この考えは、自分が支援する立場になったときに、役立ちました。

わたしが話したことが、家族に伝えられるかも。と思ったら、なかなか本心が言えません。

だから、不登校ひきこもりの子ども担当の支援者、お母さん、お父さん担当の支援者、って分けていると、安心するような気がする。

もちろん、お互いの気持ちを、相手の支援者に伝えることはしない約束です。

不登校ひきこもり状態にあるときに限らず、困っていることや考えていることを、誰かに話すことで、気持ちが安定する場面が、わたしにはたくさんありました。

気持ちを「話す」のは、気持ちを「放す」ことです。だから、自分の心にある気持ちを話せる人がいるってことが、気持ちが不安定なときには大切なんだと思うのです。

自分のなかで抱え込んでいる、偏った価値観によって、自分自身を苦しめている人は、たくさんいます。それに気づくために、人と話すことが、大切なんじゃないかなあ。自分ひとりでは、自分が信じている偏った価値観に、なかなか気づかないものです。


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カオス期、停滞期、回復期。不登校による気持ちの変化は三段階ある


ほな、また(・∀・)よしなに!


(・∀・)このブログの作者はこんな人だよ

過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。


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