わたしが選んだ、抗うつ剤と飲まない治療法について、妊娠や出産を経験してから想うことって、おはなしです。

こんばんは。大宮わさびです。このブログは、わたしの不登校に関する経験談や、自己肯定感、人間関係に関する話題を更新するブログです。

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抗うつ剤に対する医師の言葉


わたしが、自分がうつ病なのだと自覚したのは、あの日でした。

会社で涙がとまらなくなり、なんとかしなければ、気持ちを明るくする薬を飲んで仕事をがんばらなくてはと、助けを求めて訪れた心療内科。

「あなたはうつ病だから、いますぐ仕事を休んで、実家に帰ったほうが良い」

その日、わたしは薬を貰うことができませんでした。

医師より、女性は、妊娠や出産があるので、安易に抗うつ剤を飲み始めてはいけないという説得を受けたからです。

薬を飲む前に、まずは休息をとって、次の行動を考えましょうという話がありました。

わたしの人生は、あの日を境に、大きな転機を迎えたのです。

ちょっと心が弱っているだけだから薬を飲めばよくなるはずだ。と気軽に考えていたのですが、予想以上に大ごとになり、わたしは、そのまま休職、のちに退職する事態になりました。


抗うつ薬を飲まないという選択を悔やんだ日もあった


うつ病がひと段落して、転職活動を始めたとき、なかなかうまくいかず、(薬を飲んで、仕事を続けていれば良かった)と、医師の判断を恨んだ日もありました。

でも、薬を飲まない治療法を最終的に選んだのは自分だから、過去のわたしを責めるしかありません。

振り返ってみると、転職活動が順調に進まなかったのは、単純な理由です。まだ、うつ状態から回復していなかったから。

(自分は病気じゃない、もっと辛い人はたくさんいる。わたしは、元気だ)って、毎日、泣きながら、過ごしていました。

早く働かなきゃ。社会の中で生きていかなきゃ。と、焦っていました。

うつ病、うつ状態になると、休むことが難しいのです。休むことができない、それがうつ状態の苦しさのひとつかもしれません。

寝る時間が惜しくて、布団でゆっくり休むことができませんでした。わたしが寝ているあいだに、みんながんばっているはず。もっともっと何かしなくちゃ。がんばらなきゃ。と。空回りによる慢性的な睡眠不足が、余計にうつ状態を悪化させていました。

普段であれば、気楽に考えられる出来事に対しても、深刻にとらえて、焦って、取り乱していました。

がんばらなきゃ。がんばらなきゃ。と、気持ちは焦るのですが、身体も心も震えて、正常に判断することができないし、自分自身がしている行動に対しても自信がもてないのです。何をしているのか、分からなくなって、目の前がぼやけてしまう。

どうして、みんなと同じことができないの。と、自分を責める繰り返しです。

その頃のわたしは、自分が選んだ抗うつ剤を飲まない治療は、目の前の仕事から逃げるための卑怯な手段だったのではないかと感じていました。

やがて、平凡な心を取り戻し、そうではないのだ、わたしが卑怯だからうつ病になったのではないんだと考え直し、自分に適した会社で働くはこびとなったのです。わたしが、心療内科を訪れた日から、約1年後の出来事です。

本来のわたしは、非常に明るい性格です。転職活動に対して、マイナスな感情ばかりじゃなく、新しい環境で、わくわくしながら働く自分を想像して、前向きに取り組むようになったら、すぐに就職先が決まりました。


薬(抗うつ剤)を飲まないという選択と妊娠、出産


抗うつ剤を飲まない選択に対して、悔やんだ日もありました。ですが、いまは、良い選択をしたと考えています。

医師が告げたように、結婚や妊娠、出産を経験したとき、あのときの選択を思い出しました。

妊娠して、母子手帳を受け取るときに、既往歴を質問されるのです。

わたしが「うつ病」になった病歴があると告げると、そのときの状況や薬の服用歴、まわりでサポートしてくれる人の有無などを、長時間かけて、確認されました。妊娠をきっかけに、うつ病が再発、悪化する人が多いからです。

あわせて、精神疾患の薬は胎児に影響があるから、ということで、慎重に確認を受けました。産婦人科でも、おなじく。

そのときに、(抗うつ剤というのは、どうやら危険な薬なのだ)と、改めて気づきました。

もしも、抗うつ剤を服用すると決めて、継続的な摂取をおこなっていたら、いまごろ、困っていただろうなあと。

出産してからも、うつ病に既往歴がある人は、産後うつになる可能性が高いとして、頻繁に保健師さんの訪問を受けました。

わたしは、うつ病と診断されたとき、妊娠や出産といわれても、ピンときませんでした。なぜなら、うつ病になった自分に結婚する可能性があると思っていなかったからです。

わたしの未来は真っ暗だと思っていたけど、そうでもなかったです。平凡な日常は一時的に途切れましたが、再び戻ってきました。

うつ状態になると、悪い未来しか想像できなくなります。だから、自分じゃない誰かの意見を受け入れることが、大事だなあと感じます。わたしにどんな未来がやってくるのか、適切に判断できるのは、少なくとも、うつ状態のわたしではないのだから。

わたしは定期的にうつ状態になります。自分がうつ状態になっている自覚はありません。でも、周囲の人間は気づきます。わたしがいつもと違う小さな失敗を、過度に心配して、嘆いたり、取り乱したりするようになるからです。

自分より、他人のほうが、わたしのことを知っている。不思議なものです。

抗うつ剤を飲んだら、楽になるのかなあ。うつ状態になることなく、平凡な日常を送れるのかなあと、想いをはせる日もあるけども、これもまた、わたしが選んだ人生です。

さいきん、2018年11月後半、冬に近づいた影響か、うつ状態になっており、(自分はダメなやつだ)と、落ち込んでいました。

「ダメだ、ダメだ」と嘆いていたら、夫から言われました。「誰と比べて、ダメなの?」と。

そうだなあ。わたしは誰と比べて、ダメだと嘆いているのだろうかと、はたと気づきました。あら、また悪い未来ばかり想像しちゃって。

( ˘•ω•˘ ) よくないよ

自覚することから、変化は始まるのです。幸多き人生を。


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ほな、また(・∀・)よしなに!


(・∀・)このブログの作者はこんな人だよ

過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。


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