弱者が弱者のままで尊重されるように、という言葉を読んで、教育の場で、いろんな個性が認められると良いなと感じたって、おはなしです。

こんばんは。大宮わさびです。このブログは、わたしの不登校に関する経験談や、自己肯定感、人間関係に関する話題を更新するブログです。

20190414sakuraoomiyawasabi

東京大学入学式の祝辞で、心に響いた言葉


さいきん、ネットニュースを見ていると、東京大学入学式の祝辞についての記事がありました。難しいことが書いてあるに違いないと食わず嫌いで通り過ぎていたのですが、いくつものニュースサイトで注目記事となっていたことから気になり始め、チラッと読んでみました。

その内容が、心に響くものだったので、ぜひ読んでみてください。

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。

世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

参考文献:平成31年度東京大学学部入学式 祝辞(東大新聞web)

多くのニュースサイトでは、このあたりで文章が区切られているのですが、わたしの心に響いた内容は、このあとの一文でした。

女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。

参考文献:平成31年度東京大学学部入学式 祝辞(東大新聞web)

全文はこちら 平成31年度東京大学学部入学式 祝辞(東大新聞web)

実際の祝辞は、これらの文章よりも、うんと長いです。前半は、さいきん起こった事件を例にした、いまも残り続けている女性差別について、後半は東京大学が変化と多様性を認める場所だという内容でした。

おはなしをされたかたが、認定NPO法人 ウィメンズ アクション ネットワーク理事長の上野千鶴子さんということで、女性についての話題が中心となっているようです。


強者を目指すのではなく、弱者が弱者のままで尊重される社会を


この祝辞のなかにある「弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想」って言葉が、わたしの心に響きました。

以前に、やなせたかしさんの本を読んだ感想でも書いた、弱い立場にある人を強くするのではなく、弱い立場にある人を助けたいんだとの考えかたに似ているなあと思って。

不登校ひきこもりは、社会のなかでは、弱い立場にあります。不登校ひきこもり状態にある人の発言は、うがった見方をされてしまうこともある。

だからといって、不登校ひきこもり状態にある人が、クラスでリーダーになるような強い人になりたいのかというと、そうじゃないと思うのです。

たとえば、休み時間に、ボールをもってみんなと遊びたい人もいれば、お気に入りの本を手にもって読書したい人もいる。

小学校時代のわたしは、お気に入りの本をもって、ゆっくり読書したいタイプの人間でした。

それに対して、担任の先生は、「休み時間に、みんなと遊ばないなんて、おかしい。だから、友達ができないんだ」と、怒りました。

わたしは、その出来事でショックを受けました。学校って、なんて窮屈な場所なんだろうと。

たしかに、特定の友達を作らず、ひとりの時間を楽しむわたしは、クラスのなかで“弱者”でした。でも、クラスのリーダーになるような、いつもみんなと騒いでいる“強い人”になりたいと思ったことはありません。

わたしは、ありのままの自分を尊重される環境が欲しかった。

だから、東京大学入学式の祝辞にあった言葉を読んで、弱者が弱者のままで尊重されるようになれば良い、こういう考えかたをもった人が、小学校や中学校など、教育の場で活躍する社会になればいいなあと感じました。


よく読まれている記事 : 
カオス期、停滞期、回復期。不登校による気持ちの変化は三段階ある


ほな、また(・∀・)よしなに!


(・∀・)このブログの作者はこんな人だよ

過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。


ランキング登録しています。
応援してくれると嬉しいです。
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ