不登校ひきこもり時代のためし行動体験談と、それを自然に受け入れることができた家庭では早期に社会復帰する人が多いっておはなしです。

こんばんは。大宮わさびです。このブログは、わたしの不登校に関する経験談や、自己肯定感、人間関係に関する話題を更新するブログです。

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画像提供:umiphotoさんによる写真ACからの写真

「ためし行動」とは


ためし行動とは、まわりの人が自分に対して、どれだけの関心をもってくれているのかを探ろうとする行為です。

相手が怒ったり、悲しんだりするであろうと理解したうえで、悪い行動をとって、それでも自分を受け入れてくれるのか、見捨てる心配がないのかを試しています。

わたしが、「ためし行動」という言葉を知ったのは、里親をしている人の会話からでした。

養護施設に預けられている子どもたちの多くは、家族から虐待を受けており、十分な愛情をもらっていないために、まわりの大人を素直に受け入れることが難しいそうです。

(いまは優しくしているけど、そのうち邪魔になって見捨てるに違いない)と。

「ためし行動」は、虐待を受けた育った子どもだけに起こる問題ではありません。たとえば、二歳ぐらいの子どものほとんどが経験する出来事なのだとか。

ためし行動は、まわりの人への信頼を確認する大切な時間なのです。


不登校ひきこもり初期に起こる家族への「ためし行動」


不登校ひきこもりになる子どもの精神状態は、不安定です。嫌な出来事によって、人を信頼することが難しくなっています。

これは他人だけに向けられるものではありません。家族も対象です。

(不登校ひきこもりになった自分を見捨てるつもりに違いない。心配しているふりをしているけれども、本当はあきれているに違いない)など、不信感でいっぱいです。

心のなかでは何を考えているのか試してやろう。と考えて、家族が怒ったり、悲しんだりする行動を、悪いと認識しながら実行してしまうのです。

たとえば、わたしの場合には、やかんに水を入れて父の頭にかけたり、テレビを台の上から突き落としたり、包丁をもって騒いだり…… 怒られると分かっていながら、「ためし行動」に該当する行為をおこなっていました。

わたしがその行動をとったのは、“わたしにもかまってほしかったから”です。家族がまるでわたしがいないかのような日常を過ごしていたのが、嫌だったからです。


ためし行動はやがて終わる


やかんに水を入れて父にかけたときには、怒られることを想定していましたが、口から出てきたのは、わたしにとっては意外な言葉でした。

「いったいどうしたんだ」って。

父は突然の雨に降られたような顔で、しょんぼり呟いたのです。

その姿を見て、(なるほど、父はわたしが水をかけても怒らない。何が起こっても受け入れてくれるのだ)と感じたので、ためし行動の対象ではなくなりました。

お母さんやお姉ちゃんも、ためし行動の対象になっていました。何度かの騒動の末、わたしのためし行動は終わりました。

どうやら、わたしの家族は、わたしを見捨てないらしいと信頼するようになったので。

ちなみに、わたしがこのような奇行に及んだのは、カオス期(不登校初期)です。

何をしたらいけないか、何をしたら家族が怒るかなんて、小学生にでもなると、分かるじゃないですか。それを知っているのに、あえてするのですから、その行動には何らかの意味があるのです。

(どうして、家族を困らせることばかりするのだろう)と感じたときには、我々は試されているのではないかと疑ってみてください。

腹が立つでしょうけれども、不登校ひきこもりになった子どもなりの愛情表現なんだな、甘えているんだな、と多めに見てあげてください。よろしくお願いします。

「ためし行動」を自然に受け入れることができた家庭の場合、不登校ひきこもりになった子どもと家族とのコミュニケーションが断絶される可能性が少なく、早期に社会復帰する人が多い傾向があります。


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過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。


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