わたしの夢にまつわる体験談と、不登校ひきこもり状態にあっても衝動をもって生きてくださいっておはなしです。

こんばんは。大宮わさびです。このブログは、わたしの不登校に関する経験談や、自己肯定感、人間関係に関する話題を更新するブログです。

20190613ohanapinkuoomiyawasabi
画像提供:umiphotoさんによる写真ACからの写真

新しい自分を創造する


わたしが停滞期(不登校中期)にあるとき、家族の影響で本を読む日が多くありました。

そのなかのひとつに、タイトルは忘れたけど、非常に納得した本がありました。夢を叶えるとか、新しい自分を創るとか、そういう自己啓発に関する本だったと思います。

わたしは、不登校ひきこもりになった、あるがままの自分を好きであるとはいえない状況でした。それを変えたいとも思っていた。

だから、その本に書いてあった方法を真似して、新しい自分を創ろうと考えました。


わたしの夢は作家になること


はじめにするのは“望むことを決める”

わたしの望むことは「作家になる」でした。文章を書いて生きる人になりたいと考えたのです。この先、誰にも会わずに生きていきたいという願いもこめて。

そのころのわたしは、文章を書くことが好きでした。誰かに見せるわけでもないけれども、なんだかんだとメモ帳に書き溜めていました。

わたしは人と話すのが苦手でした。だから、本来であれば日常で消費されていくはずの言葉が、わたしのなかには詰まっています。書きたいことがたくさんある。

わたしは、これからも文章を書き続けたいと望んでいました。


読書のおもしろさに改めて気づく


作家になるために必要なものは、漢字の読み書きや原稿用紙の使いかたのほかに、良い文章に触れることだと考えました。

わたしは多くの本を読みました。幸いなことに、家族も読書が好きなので、自宅には本棚いっぱいの本があります。さらに母には毎週のように図書館へ行く習慣があり、いつもおもしろそうな本を借りてきました。姉も同じく、学校の図書館で中高生が好きそうな本を借りていました。

そのおかげで、わたしは自宅にいながら、多くの文章に触れることができました。

わたしは不登校ひきこもり状態ですので、時間だけはたっぷりあります。一日中、本を読んでいる日も多くありました。

現実のわたしは、空白の本のような生活をしていましたが、本を読むことで、いろんな体験をしたような錯覚を起こしました。これが読書のおもしろさなのだと気づきました。


久しぶりにお母さんお父さんの喜ぶ姿に出会う


夢に向けた計画を練っているあいだに、わたしの精神状態はだんだん回復し、自宅から出ることができるようになっていました。

といっても、知り合いがたくさんいる自宅のまわりに出ることはできなかったので、父の休日になると少し遠くの街まで出かけていました。

いつものように出かけた先で、たまたま短歌のコンクールが行われていました。旅の記念にということで、家族で応募。

それから時間が過ぎて、応募したことも忘れたぐらいの時期に、電話がかかってきました。「入賞したので記念品を受け取りにきてくださいね」と。

その時期は、わたしの精神状態が不安定だったので、父と母が記念品を受け取りに行ってくれました。

帰ってくるなり、父が嬉しそうに教えてくれました。「選考に参加した先生が、感性が豊かだから、将来はうちの大学で文学の勉強をしたらどうかと言っていたよ」と。

家族が、わたしのことで喜ぶ姿を見るのは久しぶりでした。わたしが不登校ひきこもりになってしまって、毎日どこか不安そうにしていたお母さんとお父さんが、すごく嬉しそうな顔をしていて、わたしも嬉しくなりました。

この出来事をきっかけに、わたしにとっての幸せというのは、やはり“文章を書くこと”なのだと確信しました。


不登校ひきこもりが価値のあるものになった


わたしが不登校ひきこもりになった一年後、通信制高校へ転校することを決め、社会復帰を果たしました。

そのころ、高校生のあいだではブログが流行っており、友達のすすめで、わたしも始めることに。

はじめは何を書いたら良いのか分からなかったけれども、元々文章を書くのは好きだから、ブログの作成は、あっというまにわたしの日常に入り込みました。

ブログを通じて知り合う人は、日常では出会わないような人ばかりで、魅力的に見えました。

同時に、気づいたこともありました。それは、みんな本当は不安定な心をもっているんだということ。不安なのは、わたしだけじゃない。ひとりじゃなかったのだと。

大学に入学して、新しい自分を創造するために、一区切りつけよう。そう考えて、高校二年生の終わりごろに始めたブログを、卒業と共に終わると決めました。

ちょうどそのころに、本の出版に参加させてもらえることが決まりました。ブログランキングの、とあるカテゴリで一位をとっていたことをきっかけに、声をかけてくれたそうです。驚きました。

大学一年生の夏に、出来上がった本が手元に届きました。わたしが執筆したのは、五ページほどですが、本の一部になった文章は、わたしが考えたときよりも堂々としていて、価値のあるものに見えました。

わたしは不登校ひきこもりになって、失敗ばかりの人生だと思っていました。でも、その本を手にしたとき、誇るべき敗北もあるのだと感じました。

わたしは不登校ひきこもりになったから、たくさんの本を読む時間ができて、文章を書くのが好きだと気づいて、ブログをすすめてくれる出会いがあって、本の出版にたどり着いたのです。


不登校ひきこもりであっても夢をもって生きる


現在のわたしは、ご存じのように、作家にはなっていません。

本の出版に参加したことをきっかけに、作家として生活していくのは非常に難しいという現実を知りました。

|ω・) 本って、予想以上に売れないんだー

だから、納得したうえで、晴れやかな気持ちで夢を手放しました。

(・∀・) 夢を描くことでたくさん楽しい時間を過ごしたから、満足した!

「作家になる」って夢は叶わなかったけれども、“文章を書き続けたい”って望みは叶いました。

いまはクラウドワークスなどを通じて、在宅でできるライティング(文章作成)のお仕事もあります。

自分が好きなことを仕事にできて、わたしは満足しています。

不登校ひきこもり状態にあると、社会復帰することがゴールのように感じてしまいます。でも、本当のゴールはもっと先にあるはずです。社会復帰をしたあとも、人生は続きます。

夢を描いてください。たとえ、その夢が叶わなかったとしても、試行錯誤する過程で、社会復帰を後押ししてくれる出会いがあるはずです。

思考はやがて現実化します。不登校ひきこもり状態にあっても、夢をもって、衝動があるところで生きてください。


よく読まれている記事:
不登校ひきこもりが在宅ワークを始めるコツ


ほな、また(・∀・)よしなに!


(・∀・)このブログの作者はこんな人だよ

過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。


ランキング登録しています。
応援してくれると嬉しいです。
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ