不登校ひきこもり支援で学んだ自働思考と、わたしの考えかたの癖についてのおはなしです。

こんばんは。大宮わさびです。このブログは、わたしの不登校に関する経験談や、自己肯定感、人間関係に関する話題を更新するブログです。

20190720tokeioomiyawasabi

画像提供:アディさんによる写真ACからの写真

自働思考


わたしが不登校ひきこもり支援に関わるようになって知った感覚のひとつに「自動思考」という言葉があります。

多くの人は、自分が考えていることが、自分そのものだと感じています。でも、本当はそうじゃありません。自分の思考と、自分そのものは別のものです。

たとえば、コップを割るとします。≪事実≫ ⇒ このコップは、大事な人に貰ったコップだ ≪物語≫ ⇒ 大事にしていたコップなのに…… ≪思考≫ ⇒ 丁寧に使わなかったからだと腹を立て、自分を責める ≪感情≫ 

事実を認識したときに思考が生まれて、思考からは感情が生まれます。この流れを「自働思考」と呼びます。

「思考」は自分そのものではなく、生活している中で手に入れた後天的なものです。好きなものや嫌いなもの、行動のパターンなど、子どものときから暮らしてきた時間のなかで経験したものによって、思考には差が生まれます。だから、自働思考は誰もが平等にもっているものではなく、個人個人で異なる、偏りのあるものなのです。

さきほどのコップを割った事件。もしもコップが、たまたまお店で見つけて、なんとなく使い続けているものであったなら、自分を責める感情は生まれないかもしれません。古いコップが壊れて新しいコップを使えるから、ラッキーと考える人もいるでしょう。

同じ出来事が起こったとしても、それをどう考えるかは、人によって異なります。

言葉でいわれると、そうだろうなと思うのですが、この事実に気づいていない人は意外と多いです。わたし自身も、「自働思考」の話題を知るまで、思考や感情は自分そのものであると思っていました。

自働思考の考えかたで大事なのは「物事の善悪を判断しない」ことだそうです。

自分がネガティブな感情に支配されているときに、(マイナスなことばかり考えるのはよくない)と考えるのではなく、(いまのわたしは自分を批判しているんだな)と自分の思考の癖を観賞する。自分はこういう感情をもちやすい傾向があるんだなと気づく瞬間をもつことが大事なのだと。

何かを考え始めたとき、思考を感情に翻訳したくなるのですが、どんどん湧き上がってくる思考を翻訳せずに観賞することによって、だんだんと自分自身の思考から生まれた感情に振り回されずに、落ち着いて生きていけるようになると、教えてもらいました。

自働思考を観賞する練習は、うつ病など、偏った感情をもちやすい人に効果のある方法で、認知行動療法に通じる考えかただそうです。

わたしは、うつ病になった経験があります。わたしは日常生活のなかで不安を感じることが人より多いようです。以前は、ほかの人も、自分と同じぐらい不安をもっていて、それに打ち勝ちながら生きているんだと考えていました。ですが、自動思考の考えかたを知って、親しい人に対して「トラブルが起こったときに何を考えているのか」を訊くようになり、そうではなかったのだと気づきました。

わたしはトラブルが起こると、どんどんどんどん空想を重ねて、最悪の状況を想像する思考の癖があります。一方、わたしの夫は違います。「どうにかなると思うから、不安は感じない」と。たしかに不安を嘆く姿は見たことがないです。

わたしの脳は「不安」という感情を生み出しやすい思考の癖があります。不安で倒れそうだと思ったときには、不安に感じている出来事が「事実」なのか、「自働思考で生み出した空想の世界」なのか、落ち着いて整理する必要があります。

|ω・) 人のはなしを自分の身に起こったことのように焦っているという不安パターンもあるよ

心が疲れたときには、原因となる出来事を≪事実≫と≪自働思考が生み出した空想の世界≫とで仕分けしてみると良いです。空想の世界の出来事は気にする必要がないので、事実に目を向けて解決策を練るのです。空想の世界はどうにもならない、悩んでも解決しないので、一時保管。

わたしはアスペルガー症候群の傾向があって、人の気持ちを感じ取るのが苦手です。だから(この人は怒っているのかな)(わたしの、あの行動が原因かな)と、もやもやすることがよくあったのですが、空想の世界を悩んでも仕方がないので、相手に≪事実≫を訊くようになりました。たいていの場合、相手は怒っていませんでした。

悩みごとというのは、おおよそ≪空想の世界≫の出来事かもしれません。


ほな、また(・∀・)よしなに!


(・∀・)このブログの作者はこんな人だよ

過去記事 ⇒ ジェットコースター人生を歩む、元不登校 大宮わさび。はじめましてのご挨拶。


ランキング登録しています。
応援してくれると嬉しいです。
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ